Wool cafeの講習シリーズも、いよいよ佳境に入りました。
目黒油面のギャッベハネさんで見つけた羊さんに見守られながら、スピンドルを使って糸紡ぎをの基礎を学びます。以前まだら染めをした原毛をカーディングしたロールで実習です。
実際スピンドルの扱いは最初は大変やっかいな印象です。回す 原毛を伸ばす よりをかける… この手順を数秒でこなさければならないからです。いきなり足踏み式の紡ぎ機に挑む方もいますが、これに足の動作が入るので大変。初心者が自転車に乗るようなものです。
とにかく指使いに集中して欲しいので、スピンドル回しはもっぱら私の仕事になります。それでも20分も経つと、安定した糸ができるようになります。
単糸だけでも楽しいのですが、糸の完成形を実感していただきたくて白い糸を急いで紡いで双糸に仕上げました。派手な色も紡いてみるとしっくり落ち着いてきます。
世の中に二つとないオリジナル糸の完成です!織りに良し、編物に良し。どんな作品になっていくのか、楽しみです。